MediaWikiの設定
MediaWikiインストール後の各種設定について記述しています
目次
LocalSettings.php編集方法
Mediwaikiでは、主にLocalSettings.phpを編集して機能を追加変更しますが。コメントとして日本語を記載する場合には好きなエディタを用いて、Unicode(UTF-8)形式で保存しましょう。私は秀丸エディタを愛用しております。
大文字と小文字を厳密に識別する
MediaWikiで記事を書くとアルファベットの場合、最初の文字が自動で大文字になります。記事によっては大文字と小文字は意味が異なることがあるため、大文字と小文字を厳密に識別するためにはLocalSettings.phpに次の記述を追加する。
#大文字と小文字を厳密に識別する $wgCapitalLinks = false;
注意:大文字と小文字を厳密に識別するため、ページリンクが外れることがあります。
記事が多い場合は気をつけて設定してください。
記事の移動
大文字と小文字を厳密に識別した場合Mediwaikiとmediwaikiは違うページとして扱われます。
従って、今までは「mediwaikiの使用方法」というリンク先のページ名は「Mediwaikiの使用方法」としてページリンクが張られていたのですが、大文字と小文字を厳密に識別した場合「mediwaikiの使用方法」というリンク先のページ名は「mediwaikiの使用方法」にならなければならないので、このままでは記事が無いという事になってしまいます。そのために記事のページ名の変更が必要になります。
記事ページトップのその他に移動というメニューがあるのでこの機能を使ってページの改名を行います。
ページタイトルを任意の文字列にする
これもはページタイトルを任意のタイトルに変更することが出来る設定です。
$wgRestrictDisplayTitle = false; $wgAllowDisplayTitle = true;
この設定をすることで、Mediawikiのマジックワードである{{DISPLAYTITLE:xyz}}
が有効になります。
記事作成を登録ユーザのみに制限する方法
Mediwaikiのインストール直後はすべてのユーザが閲覧&編集可能で、誰でもアカウントが作れて好き勝手に編集できる状態です。しかし個人サイトでは不特定多数が記事を書くことは、あまり好ましくありません。従って、 記事作成を登録ユーザのみに制限する方法について説明します。
アカウントのあるユーザのみが編集可能にし、かつアカウントは自由に作れなくするには
LocalSettings.php に以下の行を追加します。
$wgGroupPermissions['*']['createaccount'] = false; $wgGroupPermissions['*']['edit'] = false;
これで、管理者(Webmaster)のみ記事の編集が出来ることになります。
匿名ユーザーによる閲覧を無効にする
これは完全に閉鎖的なサイトになります
$wgGroupPermissions['*']['read'] = false;
匿名ユーザーに対してあるページを閲覧出来るようにする
閲覧許可を出すページ名を指定します("メインページ", "Special:Userlogin", "Wikipedia:Help"は閲覧出来る)
#$wgWhitelistRead = array ( "メインページ", "Special:Userlogin", "Wikipedia:Help");