Au実効速度の個人解析

提供: dococo wiki
2015年12月29日 (火) 07:59時点におけるimported>Webmasterによる版
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総務省が定めた「実効速度に関するガイドライン」に基づき計測した10都市の全受信速度を解析したので、手法も合わせてメモとして保存しておく。

データの入手

auホームページの「実効速度について」において、測定した場所のデータがあるのでコピーして保存しておく。
ホームページのデータをEXCELへコピペして、整形すると以下のようなデータがAndroidとiPhone各々1500ポイントのデータが取得できる。(データは一部抜粋です)

計測日時 計測場所 計測端末 NW種別 下り平均速度 上り平均速度
2015/12/01 12時台 宮崎県宮崎市島之内 付近 (1) iPhone 6s LTE 33Mbps 7Mbps
2015/12/01 13時台 宮崎県宮崎市島之内 付近 (2) iPhone 6s LTE 67Mbps 12Mbps
2015/12/01 13時台 宮崎県宮崎市島之内 付近 (3) iPhone 6s LTE 79Mbps 10Mbps
2015/12/01 13時台 宮崎県宮崎市島之内 付近 (4) iPhone 6s LTE 48Mbps 10Mbps
2015/12/01 14時台 宮崎県宮崎市島之内 付近 (5) iPhone 6s LTE 78Mbps 12Mbps
2015/12/02 12時台 宮崎県宮崎市新名爪 付近 (1) iPhone 6s LTE 60Mbps 12Mbps
2015/12/02 12時台 宮崎県宮崎市新名爪 付近 (2) iPhone 6s LTE 47Mbps 8Mbps
2015/12/02 13時台 宮崎県宮崎市新名爪 付近 (3) iPhone 6s LTE 69Mbps 12Mbps
2015/12/02 13時台 宮崎県宮崎市新名爪 付近 (4) iPhone 6s LTE 64Mbps 12Mbps

こんなデータが、AndroidとiPhone各々1500ポイントつらなっているので、見ているだけだとよく分からないので地図上(GoogleEarth)に反映出来るようにする。

計測場所の緯度経度取得

住所とかから緯度経度を調べるにはGoogleのGeocodingを使うのも良いですが、1日に変換できる量が決まっていたりして、APIの使いかとかよく分かったていないので国土交通省の街区レベル位置参照情報を活用します。

街区レベル位置参照情報とは

全国の都市計画区域相当範囲を対象に、街区単位(「○○町△丁目□番」)の位置座標(代表点の緯度・経度、平面直角座標)を整備した データです。このデータを利用することで、住所などを含む表や台帳データに位置座標(緯度経度等)を付け、GISで地図上に展開して空間的な分析をすることが できるようになります。

とあります。ので、今回該当する地区の情報をダウンロードしておきます。

データには街区レベルのみ大字・町丁目レベルのみとありますが、計測場所は大字・町丁目レベルで良いので、大字・町丁目レベルのみデータをダウンロードします。

日本全国ダウンロード

とりあえず、日本全国分をダウンロードしちゃいます。
2015-12-28 21-59-14.png
いろいろ進んでいくと、ファイルをダウンロードするので保存しておきます。各、県毎にcsvファイルがあるのでそれを保存して、日本全国分をマージして、余計なヘッダを取ります。細かい作業については、ここでは省略します。基本的には秀丸エディタとか使ってテキスト整形を行います。
整形したファイルが欲しいという人がいましたらYahooボックスで公開していますので、適当にダウンロードしてください
ダウンロード:街区レベル位置参照情報.csv( 大字・町丁目レベルのみ)
ダウンロード:街区レベル位置参照情報_ 街区レベル.7z(街区レベル)もまとめました
※ただし、街区レベル位置参照情報_ 街区レベル.7z(街区レベル)については、13,720,998行ありますので、Excel等では開くことが出来ません。後ほどPerlによるデータ処理で説明します。

突合するためのデータ加工