「MediaWiki」の版間の差分
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2008年11月30日 (日) 07:02時点における版
目次
MediaWiki設定方法
MediaWikiに関する個人的な設定方法まとめ、主にこのサイトで運営している方針に則った設定内容です。
LocalSettings.php編集方法
日本語を記載する場合にはUnicode(UTF-8)形式で保存しましょう
ユーザ機能の制限
インストール直後はすべてのユーザが閲覧&編集可能で、誰でもアカウントが作れ好き勝手に誰でも編集できる状態になっています。MediaWikiの思想ではこれが正しいのですが、個人サイトの運営でMediaWikiを流用する場合、あまり好ましくありません。従って、ユーザ機能の制限を設定します。
- アカウントのあるユーザのみが編集可能にし、かつアカウントは自由に作れなくするには
LocalSettings.php に以下の行を追加します。
$wgGroupPermissions['*' ]['createaccount'] = false; $wgGroupPermissions['*' ]['edit'] = false;
ファイルアップロードの有効化
インストール直後はファイルアップロードができないようになっているのでこれを有効化します。
前:$wgEnableUploads = false; 後:$wgEnableUploads = true;
また、アップロードするファイルが限定されているのでファイルの種類(拡張子を追加)を増やします。
$wgFileExtensions = array( 'gif', 'png', 'jpg', 'jpeg', 'bmp', 'pdf' );
logoの場所
logoの場所はいかにあります。(自分で指定しました。好きなところのリンクを引用してください。)
(自サイトのURL)/skins/common/images
logo.pngで表示が設定されていますので、好きなLogoに変更します。そのため以下の行を追加します。
$wgLogo = "/skins/common/images/logo.png";
MediaWikiの引っ越し
サーバーを運用していくと、別サイトに引っ越しをしたり、まるまるバックアップを取るという意味から引っ越しをすることがあると思いますが、ここではその引っ越し方法を記載します。
- 現在動作しているmediawikiのバージョンを確認する。(mediawiki→特別ページ→バージョン情報で、現在動いているバージョンを確認します。)
- とりあえず素のままインストール(全く新規サイトを起こすつもりでインストールしましょう)
- 立ち上がりを確認します。
- デフォではWikiDBという名前のデータベースが出来るので、phpadminなんかで消します
- もともと動いていたデータベースからデータをインポートします。
- 引っ越し先のサイトで検索がヒットすればとりあえず、データベースの移行は完了。
- 画像データなどを移します。(imagesのディレクトリをコピーします。)
- 引っ越し前のLocalSettings.phpの設定は引き継がれませんので、引っ越し先の新しいサイトに合った設定を再度してください。(管理者以外が書き込みできない、サイト名、logoの参照先など・・・)
- たぶん完了(ユーザ名とかパスワードとかは引っ越し前に使っていた内容が引き継がれます。データベースををコピーして持ってくるので当たり前ですが)
- くれぐれも、引っ越し先が「完璧」と思われる状況になるまで、引っ越し元のデータを消さないようにして
ください。間違えると、データが吹き飛んで再現できなくなります。(データベースを使用するので壊れてしまったら、二度と元には戻りません。)
MediaWikiバージョンアップ
1.まずはバックアップ
2.新しいmediawikiを持ってきて、そのままシステムに上書き
3.AdminSettings.sampleをコピーして、AdminSettings.phpを作成
$wgDBadminuser = 'wikiadmin';←データベースアクセスのユーザ名 $wgDBadminpassword = 'adminpass';←データベースアクセスのパスワード
に変更
4.コマンドプロシジャで、phpに移動
5.php C:\xampp\htdocs\wiki\maintenance\update.phpを実行
6.待つことしばし
7.完了
ドキュメントに脚注を追加する。
拡張機能Extension:Cite/Cite.php/ja
TEST[1]
注釈
- ↑ てすと
先頭の小文字大文字を区別
デフォルトだと、先頭の文字は大文字を基本としているが、どうしても小文字と大文字の違いがあって区別したい場合には、以下を設定する。
$wgCapitalLinks = false;
一部を除いてほとんど全ての編集を制限
MediaWikiは不特定多数との共有サイトという色が強いため、匿名編集を制限してしまうと今度はサイトに訪れた人同士のコミュニケーションがとれなくなってしまう。そこで、ページのほとんどは編集制限(SYSOPやWebmasterのみが編集)して、いくつかのページのみ限定的に匿名ユーザへの編集許可を出したいという希望が出てくる。ここに詳細が書かれているのだが、いかんせん英語であるため、にわか知識であるが希望道理の動作ができたため、設定や使い方を忘れないようにメモしておく。
はじめに(Extension:EditSubpagesの入手)
EditSubpagesに行って、EditSubpages-MW1.13-r37943.tar.gz(2008/11現在)を持ってくる。
ファイルの展開とインストール
- tar.gz形式ですので、好きな解凍ソフトを利用してください
- 解凍するとEditSubpagesフォルダにEditSubpages.i18n.phpとEditSubpages.phpの2ファイルができます。
- MediaWikiがインストールされているフォルダにextensionsがあるので、EditSubpagesフォルダごとコピーします。
- LocalSettings.phpに以下の内容を追加します。
require_once("$IP/extensions/EditSubpages/EditSubpages.php");
- MediaWiki:Unlockedpagesに以下の表示が出ればインストール完了です。
MediaWiki:Unlockedpagesの編集
- MediaWiki:Unlockedpagesを編集権限のあるユーザがどのページを匿名で編集可能にするか設定をします。設定方法はMediaWiki:Unlockedpagesにアスタリスク+ページ名で指定します。
- 上記設定をすると掲示板というページが匿名ユーザで編集可能となります。
タイムゾーンの修正
タイムゾーンを修正するには以下の通り(+540分=9時間追加する)
# $wgLocaltimezone = 'Asia/Tokyo'; $wgLocalTZoffset = '+540';
extension経由でJavaScriptを表示する
extension経由でJavaScriptを表示する方法。
- Extension:HTMLets/jaから、HTMLets.i18n.phpとHTMLets.phpをダウンロードして、extension配下に展開する。
- 以下のLocalSettings.php設定を行う
require_once( "$IP/extensions/HTMLets/HTMLets.php" ); $wgHTMLetsDirectory = "$IP/extensions/HTMLets/htmlets";
- ここでは、extensions/HTMLets/htmletsにJavaScriptを置くディレクトリを設定している。
- htmlets配下にJavaScriptのhello.htmlを配置して、記事中に
<htmlet>hello</htmlet>
- ・・・・を記載すれば、そのページ内でJavaScriptが表示される。
- MediaWiki:Sitenoticeのページに埋め込めば各ページのトップに常時表示されます。