「Mapinfo:メッシュを作ってみる」の版間の差分
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2011年10月23日 (日) 09:55時点における版
メッシュ
- メッシュって何?という人はまず、地域メッシュ統計を読んでみてください。簡単に言うと日本を緯度・経度により方形の小地域区画に細分し、この区画に統計調査の結果を対応させることです。
- たとえば以下の図は、65歳以上の割合を三次メッシュに展開して日本全体を表示しています。これを見ると、「大都市部に65歳以上がおおいな...」とか見えますよね。こうやって広いエリアを俯瞰して見ることが出来るのがメッシュなのです。
メッシュの作り方
- メッシュ情報は一次、二次、三次、1/2、1/4、1/8、1/10とあります
- 簡単にいうと一次(80km四方)、二次(10km四方)、三次(1km四方)、1/2(500m四方)、1/4(250m四方)、1/8(125m四方)、1/10(100m四方)と区分けがあり、決まられた数字で一意に表すことができます。
- まあ、一般的にメッシュといえば三次(1km四方)を指します、正式名称は基準地域メッシュというので、基準なんです
- データの種類によっては1/4(250m四方)、1/8(125m四方)、1/10(100m四方)が使いやすい場合もありますが、用途に応じて用意していきます
- さて、メッシュも地図と同じ緯度・経度をちゃんと指定したマス目の事を言いますので、適当に四角で区切ってもダメです。番号も決まっているのでちゃんと作らないと、地図に反映出来ません
- Mapinfo:とりあえず日本地図を表示でMANDARAを使ってメッシュの作り方に触れていますので、JPGISから作成する人は参考にしてください
- めんどくさい人はShapeFileライブラリのページ下の方にShapeFileデータ(地域境界・地域メッシュ)が有りますので使わせていただきましょう
- 扱い上、結合した方が使いやすいのでGeoMergeというソフトを使えばマージが出来ますので用途に応じて、全国版・関東版などいろいろな組み合わせを用意しておけばいいとおもいます
MANDARAでメッシュの作り方
- MANDARAによるshapefile化まで進めてもらって、全国分の地図がMANDARAのマップエディタで開いている状況から説明します
- ここまで進めてもらって
- 編集→メッシュオブジェクトの作成を選択します
- 用途に応じてメッシュの種類を選択します。日本全国レベルであればせいぜい三次メッシュですね、これでもかなりパソコンが固まりますが、メッシュができあがるまで我慢強く待ちます
- 真っ黒な地図になりましたが、これは縮尺に対してメッシュが小さすぎるため、黒で塗りつぶしのように見えるだけです
- 拡大していくと、行政界の線と四角に区切られたマスと数字が見えてくるはずです。例では、東京都港区と東京都千代田区の区境線と、メッシュ番号53393599(たぶん六本木あたりかな?)が見えると思います。
- このメッシュ番号に意味のある数値データを関連付けることにより地図ので解析を行うわけです
- たとえば、住民の分布とか、犯罪の発生率とか、地価の分布とか、平均家賃とかをプロットするわけです