「Qgis:指定した半径内のポリゴンを抽出」の版間の差分
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+ | ある条件によってポリゴンを抽出する方法について説明します。<br /> | ||
+ | 今回の例では、東京都千代田区役所を中心に半径10kmにかかる市区町村を抽出します<br /> | ||
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+ | == 作成方法 == | ||
+ | 既に、市区町村の地図データとポイントデータはqgis上にセッティングされているとします。また、半径10km円は[[qgis:指定した半径内にランダムポイントを作成#バッファ作成|qgis:バッファの作成]]で、既に作られている状況から説明します。<br /> | ||
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+ | <li style="display: inline-block;"> [[File:2016-07-09 9-10-19.png|thumb|none|500px|この状態から説明します。各々のCRSはちゃんと設定されていると言うことが条件になります]] </li> | ||
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+ | 次に、「ベクタ→データマネージメントツール→場所で属性を結合する」を選択します<br /> | ||
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+ | 対象ベクタレイヤには抽出対象とするレイヤを指定します、ここでは市区町村を抽出したいの、市区町村レイヤを指定します。<br /> | ||
+ | 次に、結合するベクタレイヤですが10km円を指定します。<br /> | ||
+ | [[File:2016-07-09 8-48-45.png|300px]]<br /> | ||
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+ | そうすることで、10km円内に属する市区町村レイヤが出力されます<br /> | ||
+ | [[File:2016-07-09 10-55-00.png|400px]] | ||
+ | == 場所による選択 == | ||
+ | 「ベクタ→調査ツール→場所による選択」を使用する場合<br /> | ||
+ | 場所による選択を利用しても似たような抽出(実際には選択ですけど)することが出来ます | ||
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+ | <li style="display: inline-block;"> [[File:2016-07-09 9-41-40.png|thumb|none|500px|サンプルとして半径10km円と20km円に属している市区町村データがあるとします]] </li> | ||
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+ | <li style="display: inline-block;"> [[File:2016-07-09 9-42-08.png|thumb|none|500px|「選択された地物に交差する入力地物を含む」を選択した場合、半径20km円内に含まれる(一部でも接している)地物が選択されます(画像:黄色い部分)]] </li> | ||
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+ | <li style="display: inline-block;">[[File:2016-07-09 9-42-37.png||thumb|none|500px|「選択された地物と重なる/交差する入力地物を含む」を選択した場合、20km円の線上に重なる/交差する地物が選択されます(画像:黄色い部分)]] </li> | ||
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+ | <li style="display: inline-block;"> [[File:2016-07-09 9-42-58.png|thumb|none|500px|「選択された地物の内部にある入力地物を含む」を選択した場合、20km円の内側に属している地物が選択されます(画像:黄色い部分)]] </li> | ||
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2016年7月9日 (土) 10:57時点における最新版
目的
ある条件によってポリゴンを抽出する方法について説明します。
今回の例では、東京都千代田区役所を中心に半径10kmにかかる市区町村を抽出します
作成方法
既に、市区町村の地図データとポイントデータはqgis上にセッティングされているとします。また、半径10km円はqgis:バッファの作成で、既に作られている状況から説明します。
次に、「ベクタ→データマネージメントツール→場所で属性を結合する」を選択します
対象ベクタレイヤには抽出対象とするレイヤを指定します、ここでは市区町村を抽出したいの、市区町村レイヤを指定します。
次に、結合するベクタレイヤですが10km円を指定します。
そうすることで、10km円内に属する市区町村レイヤが出力されます
場所による選択
「ベクタ→調査ツール→場所による選択」を使用する場合
場所による選択を利用しても似たような抽出(実際には選択ですけど)することが出来ます