「Mapinfo:125mメッシュ作成方法」の版間の差分
ナビゲーションに移動
検索に移動
imported>Webmaster |
imported>Webmaster |
||
(同じ利用者による、間の7版が非表示) | |||
1行目: | 1行目: | ||
+ | *ここでは「125mメッシュ」(6次メッシュ)の作り方について説明します | ||
*[[Mapinfo:メッシュを作ってみる]]の記事で全国三次メッシュなどは一気に作れますが、250mメッシュや125mメッシュ等はメッシュ数が莫大に増えるために地区を分割して作成しないと作れません。 | *[[Mapinfo:メッシュを作ってみる]]の記事で全国三次メッシュなどは一気に作れますが、250mメッシュや125mメッシュ等はメッシュ数が莫大に増えるために地区を分割して作成しないと作れません。 | ||
*ここでは地区を分割して125mメッシュ(MESH06)を作成する方法について考えたいと思います。 | *ここでは地区を分割して125mメッシュ(MESH06)を作成する方法について考えたいと思います。 | ||
4行目: | 5行目: | ||
== 北海道の125mメッシュ作成 == | == 北海道の125mメッシュ作成 == | ||
*実は北海道以外の県単位ぐらいで有れば一気に125mメッシュが作成できます。(東京も小笠原を入れるとダメでした)が、今回は北海道を例にして125mメッシュ作成を考えたいと思います | *実は北海道以外の県単位ぐらいで有れば一気に125mメッシュが作成できます。(東京も小笠原を入れるとダメでした)が、今回は北海道を例にして125mメッシュ作成を考えたいと思います | ||
+ | *[[Mapinfo:メッシュを作ってみる]]を参考にしていただいて、1/8(125m)メッシュも作れるのですが、北海道全体を対象にすると作れない問題が発生します | ||
+ | [[File:2012-06-23-8-48-58.jpg|400px]] | ||
+ | *では、どうするかというと北海道の札幌市/函館市/ 小樽市/旭川市用の125mメッシュを作り、次に室蘭市/釧路市/帯広市の125mメッシュを作り、次に北見市/夕張市/岩見沢市の125mメッシュを作り.....と細切れに繰り返し125mメッシュを作り、各々をファイル保存しておいて後で結合するという方法を取ります | ||
+ | ==簡単にオブジェクトをまとめる方法== | ||
+ | *札幌市/函館市/小樽市/旭川市というくくりもあるオブジェクトの塊であると考えられますので、機械的に札幌市/函館市/小樽市/旭川市をくくって「Aエリア」というオブジェクトにして、その「Aエリア」というオブジェクトに対して125mメッシュを作成させます | ||
+ | *MANDARA機能の複数選択で複数のオブジェクトに対してメッシュ化させるためにグルーピングで選択してメッシュオブジェクト作成を行う場合、目視で複数のオブジェクトを選択するために抜けや重複が考えられます。従って、抜けや重複をなくすために目視で複数のオブジェクトではなく、対象となるオブジェクトを順番に選択する方法を説明します | ||
+ | ===オブジェクト名(市区町村)をメッシュ変換できるサイズにグループ化する=== | ||
+ | *MANDARAのマップエディタを開いて「編集→オブジェクト名関係→オブジェクト名一括変換」を行い、あるオブジェクトたちを1つの名前にする | ||
+ | *国土数値情報からshapefileを読み取ってオブジェクトを見ると地区町村名が数字になっていますのでその数字(例えば1~10まで)を、Aという同一オブジェクト名にまとめる事が出来ます | ||
+ | [[File:2012-06-23-8-52-41.jpg|400px]] | ||
+ | *次に「編集→オブジェクト名関係→同一オブジェクト名のオブジェクトを結合」を行い、同一オブジェクト名(例えばAという名前)にまとめたオブジェクトを1つに結合します。 | ||
+ | *次に「複数選択→1:オブジェクト名検索」を行い同一オブジェクト名にまとめた名前でオブジェクトの場所を検索します、検索対象が赤くなって選択されます | ||
+ | *次に「10:メッシュオブジェクト作成(1/8メッシュ)」を選択して処理します、これでAという同一オブジェクト名のメッシュ化が完了しましたので、あとはこれの繰り返し作業になります | ||
+ | |||
+ | == データ保管庫(Yahooボックス) == | ||
+ | 作成したデータを保存してあります<BR> | ||
+ | もし良かったら使ってみてください。ただし、データが誤っていた場合の保証はいたしません<BR> | ||
+ | 実験的な用途でご利用ください<BR> | ||
+ | [[データ保管庫(Yahooボックス)]] | ||
+ | ---- | ||
+ | |||
+ | [[Mapinfo|Mapinfoのメインページへ]] | ||
+ | [[Category:Mapinfo|125mめっしゅさくせいほうほう]] |
2012年8月12日 (日) 11:00時点における最新版
- ここでは「125mメッシュ」(6次メッシュ)の作り方について説明します
- Mapinfo:メッシュを作ってみるの記事で全国三次メッシュなどは一気に作れますが、250mメッシュや125mメッシュ等はメッシュ数が莫大に増えるために地区を分割して作成しないと作れません。
- ここでは地区を分割して125mメッシュ(MESH06)を作成する方法について考えたいと思います。
北海道の125mメッシュ作成
- 実は北海道以外の県単位ぐらいで有れば一気に125mメッシュが作成できます。(東京も小笠原を入れるとダメでした)が、今回は北海道を例にして125mメッシュ作成を考えたいと思います
- Mapinfo:メッシュを作ってみるを参考にしていただいて、1/8(125m)メッシュも作れるのですが、北海道全体を対象にすると作れない問題が発生します
- では、どうするかというと北海道の札幌市/函館市/ 小樽市/旭川市用の125mメッシュを作り、次に室蘭市/釧路市/帯広市の125mメッシュを作り、次に北見市/夕張市/岩見沢市の125mメッシュを作り.....と細切れに繰り返し125mメッシュを作り、各々をファイル保存しておいて後で結合するという方法を取ります
簡単にオブジェクトをまとめる方法
- 札幌市/函館市/小樽市/旭川市というくくりもあるオブジェクトの塊であると考えられますので、機械的に札幌市/函館市/小樽市/旭川市をくくって「Aエリア」というオブジェクトにして、その「Aエリア」というオブジェクトに対して125mメッシュを作成させます
- MANDARA機能の複数選択で複数のオブジェクトに対してメッシュ化させるためにグルーピングで選択してメッシュオブジェクト作成を行う場合、目視で複数のオブジェクトを選択するために抜けや重複が考えられます。従って、抜けや重複をなくすために目視で複数のオブジェクトではなく、対象となるオブジェクトを順番に選択する方法を説明します
オブジェクト名(市区町村)をメッシュ変換できるサイズにグループ化する
- MANDARAのマップエディタを開いて「編集→オブジェクト名関係→オブジェクト名一括変換」を行い、あるオブジェクトたちを1つの名前にする
- 国土数値情報からshapefileを読み取ってオブジェクトを見ると地区町村名が数字になっていますのでその数字(例えば1~10まで)を、Aという同一オブジェクト名にまとめる事が出来ます
- 次に「編集→オブジェクト名関係→同一オブジェクト名のオブジェクトを結合」を行い、同一オブジェクト名(例えばAという名前)にまとめたオブジェクトを1つに結合します。
- 次に「複数選択→1:オブジェクト名検索」を行い同一オブジェクト名にまとめた名前でオブジェクトの場所を検索します、検索対象が赤くなって選択されます
- 次に「10:メッシュオブジェクト作成(1/8メッシュ)」を選択して処理します、これでAという同一オブジェクト名のメッシュ化が完了しましたので、あとはこれの繰り返し作業になります
データ保管庫(Yahooボックス)
作成したデータを保存してあります
もし良かったら使ってみてください。ただし、データが誤っていた場合の保証はいたしません
実験的な用途でご利用ください
データ保管庫(Yahooボックス)