「Mapinfo:とりあえず日本地図を表示」の版間の差分

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== Shape形式の供給開始 ==
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*平成24年4月より、JPGIS2.1(GML)形式とSHAPE形式も提供することとになっています。これだと直接Mapinfoに読めますので楽になりました
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*とても楽になったので、とても楽になった方法での変換方法も説明しておきます[[Mapinfo:国土数値情報_行政区域データの表示]]
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== (JPGIS準拠)データのダウンロード ==
 
== (JPGIS準拠)データのダウンロード ==
 
*まず、JPGIS準拠データをダウンロードします。[http://nlftp.mlit.go.jp/ksj/jpgis/jpgis_datalist.html 国土数値情報ダウンロードサービス]から以下の種類のデータをダウンロードします。
 
*まず、JPGIS準拠データをダウンロードします。[http://nlftp.mlit.go.jp/ksj/jpgis/jpgis_datalist.html 国土数値情報ダウンロードサービス]から以下の種類のデータをダウンロードします。
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*必要な都道府県だけでも良いですが、一応私の場合、仕事で全国を対象として調査研究を行うため全国分を対象としています
 
*必要な都道府県だけでも良いですが、一応私の場合、仕事で全国を対象として調査研究を行うため全国分を対象としています
  
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*こんな感じで、ZIPファイルがダウンロード出来ると思います。
 
*こんな感じで、ZIPファイルがダウンロード出来ると思います。
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*そうしたら同じディレクトリに全ファイルを解凍します。行政区域(面)データと鉄道(線)データを同じディレクトリに保存するわけです。たぶん190ぐらいのファイルになると思います
 
*そうしたら同じディレクトリに全ファイルを解凍します。行政区域(面)データと鉄道(線)データを同じディレクトリに保存するわけです。たぶん190ぐらいのファイルになると思います
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== MANDARAによるshapefile化 ==
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*[http://ktgis.net/mandara/ 地理情報分析支援システム「MANDARA」]のサイトからMANDARAをダウンロードします
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*起動すると、以下のメニューが出ますのでマップエディタを選択します
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*マップエディタが起動したら地図データ取得→国土数値情報→JPGIS準拠データの順で選択します
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*国土数値情報フォルダの指定を先ほどダウンロードしたフォルダに指定すると取得都道府県、鉄道・駅などの選択が出来ますので、必要と思われる情報を選択します。この選択が後のShapeFile保存の時の種類になります、全部を選択すると日本全体が保存できますし、都道府県単位でも保存できます。利用者の使い勝手の良いように切り貼りして保存してください。
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*そしてファイル→ShapeFile出力することによりオブジェクトごとのShapeFileが完成します
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*あと、編集→メッシュオブジェクト作成を選択すれば一次メッシュから1/10メッシュまで任意のメッシュが作成できます。(かなり便利な機能です)、しかし日本全国を1/10メッシュ作成とかすると固まって動かなくなります、せいぜい全国であれば三次メッシュぐらいまで、1/10メッシュならば市区町村単位ぐらいまでが現実的ですね
  
  
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== Mapinfoへの読み込み ==
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*Mapinfoを起動して、ファイル→開く、そのときのファイルの種類をESRIShapeファイルとして、MANDARAで作成・保存したShapeFileを読み込みさせます
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*TABファイルの保存先を聞かれますので、適当な場所に保存します
  
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*Shapeファイル情報が出ますので、投影法(世界測地か日本測地かなど)を確認した上で保存します、他でも記載しますが、投影法は注意してください。特に世界測地(日本測地系2000とかJGD2000とか新日本測地系とか言われます)か日本測地の選択を誤ると約70~100mぐらいの誤差になります。日本地図レベルであればたいした話でありませんが、たとえば道路地図や住宅地図と合わせたりするとメチャクチャになりますので、読み込む際には注意してください。
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*上記の説明では北海道でしたが、順次日本中のShapeFileを作ってください
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*全て結合すると日本地図完成。何となく地図ソフトっぽくなったのがわかるでしょうか(^^;)
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2012年6月16日 (土) 07:41時点における最新版

Shape形式の供給開始

  • 平成24年4月より、JPGIS2.1(GML)形式とSHAPE形式も提供することとになっています。これだと直接Mapinfoに読めますので楽になりました

2012-06-16 7-33-15.jpg

(JPGIS準拠)データのダウンロード

  1. 行政区域(面)
  2. 鉄道(線)


  • ほかにも、いろいろ使えるデータがありますが、ますは上記2種類をダウンロードしてください
  • 都道府県を選択すると更に対象年度になりますので、根気よく全都道府県の最新版(Web作成時ではH22年度版)を全てダウンロードしてください。
  • 必要な都道府県だけでも良いですが、一応私の場合、仕事で全国を対象として調査研究を行うため全国分を対象としています

2011-10-22 10-21-48.png

  • こんな感じで、ZIPファイルがダウンロード出来ると思います。

2011-10-22 10-24-20.png

  • そうしたら同じディレクトリに全ファイルを解凍します。行政区域(面)データと鉄道(線)データを同じディレクトリに保存するわけです。たぶん190ぐらいのファイルになると思います

MANDARAによるshapefile化

2011-10-22 10-50-04.png

  • 起動すると、以下のメニューが出ますのでマップエディタを選択します

2011-10-22 10-53-24.png

  • マップエディタが起動したら地図データ取得→国土数値情報→JPGIS準拠データの順で選択します

2011-10-22 10-54-11.png

  • 国土数値情報フォルダの指定を先ほどダウンロードしたフォルダに指定すると取得都道府県、鉄道・駅などの選択が出来ますので、必要と思われる情報を選択します。この選択が後のShapeFile保存の時の種類になります、全部を選択すると日本全体が保存できますし、都道府県単位でも保存できます。利用者の使い勝手の良いように切り貼りして保存してください。

2011-10-22 11-00-00.png

  • そしてファイル→ShapeFile出力することによりオブジェクトごとのShapeFileが完成します

2011-10-22 11-08-30.png

  • あと、編集→メッシュオブジェクト作成を選択すれば一次メッシュから1/10メッシュまで任意のメッシュが作成できます。(かなり便利な機能です)、しかし日本全国を1/10メッシュ作成とかすると固まって動かなくなります、せいぜい全国であれば三次メッシュぐらいまで、1/10メッシュならば市区町村単位ぐらいまでが現実的ですね


Mapinfoへの読み込み

  • Mapinfoを起動して、ファイル→開く、そのときのファイルの種類をESRIShapeファイルとして、MANDARAで作成・保存したShapeFileを読み込みさせます
  • TABファイルの保存先を聞かれますので、適当な場所に保存します

2011-10-22 11-18-24.png

  • Shapeファイル情報が出ますので、投影法(世界測地か日本測地かなど)を確認した上で保存します、他でも記載しますが、投影法は注意してください。特に世界測地(日本測地系2000とかJGD2000とか新日本測地系とか言われます)か日本測地の選択を誤ると約70~100mぐらいの誤差になります。日本地図レベルであればたいした話でありませんが、たとえば道路地図や住宅地図と合わせたりするとメチャクチャになりますので、読み込む際には注意してください。

2011-10-22 11-25-17.png

  • 上記の説明では北海道でしたが、順次日本中のShapeFileを作ってください
  • 全て結合すると日本地図完成。何となく地図ソフトっぽくなったのがわかるでしょうか(^^;)


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